東京都心から電車でわずか1時間とは思えないほど、自然豊かな景観が広がる高尾山。ハイキングやパワースポット巡りの人気スポットとして知られるこの地に、「謎の洞窟」と呼ばれる場所があるのをご存知でしょうか?
最近では、テレビ番組『帰れマンデー見っけ隊!!』でも紹介されたことで話題となり、「あの洞窟、いったいどこにあるの?」と気になっている人も多いようです。
この記事では、そんな“謎の洞窟”の正体や実際の場所、アクセス方法などを分かりやすく解説していきます。ちょっとした冒険気分を味わいたい方、スピリチュアルな雰囲気に惹かれる方は必見ですよ!
✅ 高尾山にある謎の洞窟の場所はどこ?
✅ 洞窟が江ノ島まで続いているのは本当か?
興味のある方は一緒に確認していきましょう!
✅ 高尾山にある謎の洞窟の場所はどこ?

高尾山で「謎の洞窟」と呼ばれているのは主に「岩屋大師」と「福徳弁財天洞(通称:穴弁天)」の2カ所です。
いずれも歴史的背景を持ちつつ、どこか神秘的な雰囲気を漂わせる“知る人ぞ知る”スポットとなっています。まず、この2つの洞窟はそれぞれ場所も雰囲気も異なり、目的に応じて訪れ方を変えると面白さが増します。

岩屋大師

福徳弁財天洞(通称:穴弁天)
岩屋大師
高尾山6号路(通称:琵琶滝コース)にある洞窟で、沢沿いを20分ほど歩いた先にあります。
小さな橋を渡って対岸にたどり着くと、弘法大師ゆかりの洞窟がひっそりと佇んでいます。
福徳弁財天洞(穴弁天)
薬王院の本社から裏手に回り、大本坊のさらに奥、木々に囲まれた静かな小道の先にあります。
入り口は大人がかがまなければ入れないほど低く、内部には弁財天像が祀られています。
ただし、現在は崩落の影響で最奥まで入れない状態です。
観光地としては「岩屋大師」が比較的知られていますが、「穴弁天」は地元の人や高尾山通の間で“隠れスポット”として語られています。
実際に訪れてみると、観光地化されたルートでは味わえない静寂と神秘さが心に残ります。
特に岩屋大師は、道中の清流や橋、苔むした岩肌がまるで異世界のような空気をまとっていて、立ち止まってしばらく眺めていたくなるほど。
一方、穴弁天は本当に“見つけにくい”です。
観光客の喧騒が消える裏道の先、ふと現れる狭い入り口がなんとも冒険心をくすぐります。
中に入ると岩のひんやりとした空気と静寂が広がり、まるで時間が止まったような感覚になります。
正直、どちらの洞窟も「観光」というよりは「体験」や「探検」に近い存在です。
看板も目立たず、知らなければ通り過ぎてしまうような場所にこそ、こうした“秘密の高尾山”が眠っているのだと実感します。
高尾山の“謎の洞窟”は、表舞台では見えないもう一つの高尾山の魅力を教えてくれる存在です。
ちなみに、一日で両方の洞窟を巡ろうとするのは、なかなか大変です。
こちらのGoogle Mapのルートを見てみる限り、岩屋大師と福徳弁財天洞(穴弁天)は徒歩1時間半ぐらい離れています。
平地だったらまだしも、山道と考えると相当体力がある人でないと厳しいかもしれません( ;∀;)

自然と歴史、そして静けさが交差する空間で、観光ガイドには載っていない冒険を味わってみてはいかがでしょうか。
特に「静かな場所で心を整えたい」「ちょっと人とは違うルートを歩いてみたい」という人には、ぜひおすすめしたいスポットです。
✅ 洞窟が江ノ島まで続いているのは本当か?
結論から言えば、「高尾山の洞窟が江ノ島まで続いている」という話は事実ではなく、あくまで“伝説”や“噂話”の域を出ません。
科学的な調査や記録はなく、現代の知見では繋がっている可能性は極めて低いとされています。
このような話が広まった背景には、両地点に共通する“霊性”や“伝説”の存在があります。
高尾山の福徳弁財天洞(穴弁天)には、古くから「江ノ島まで続いている」という口伝が残っており、現地でも伝説として紹介されることがあります。
一方の江ノ島にも「岩屋洞窟は富士山と繋がっている」「高尾山の龍脈が通っている」といった霊的な言い伝えがあり、神秘性を帯びた地として知られています。
しかしながら、実際に高尾山から江ノ島までトンネルや洞窟が存在する証拠は発見されておらず、地質学的・工学的な見地からも非現実的とされています。
この話を初めて聞いたとき、「まさか」と思いながらも、どこかロマンを感じてしまいました。地図を広げてみると、高尾山と江ノ島の距離は直線で約50km以上。
現代の都市構造や地形を考えれば、地下でそれが繋がっているというのは到底あり得ないことだと分かります。
それでも、「本当に繋がっていたらすごいな」と夢見たくなるのが人間の性かもしれません。
特に、どちらの洞窟も“霊場”として知られ、神秘的な雰囲気をまとっているため、そういった話が生まれるのも不思議ではありません。
個人的には、事実かどうかを追求するよりも、「なぜこうした伝説が生まれたのか」に興味が湧きます。
人々の間に語り継がれる話には、それなりの文化的背景や信仰心が反映されていますし、それが土地に対する敬意や畏れにもつながっているように感じます。
伝説を楽しむ視点で見れば、「高尾山と江ノ島が“龍脈”で繋がっている」という話も、まるで一つの物語のように受け取れます。
科学では説明できない何かがそこにある――そう思わせてくれるからこそ、こうした逸話は今も語り継がれているのかもしれません。
高尾山の洞窟が江ノ島まで繋がっているという話に科学的根拠はありませんが、その伝説にはどこか惹かれる魅力があります。
ただ、記録では残されていないけど、大昔は繋がってのかも?!
そう考えた方が、なんだかロマンチックで良い気がします(*´ω`)
高尾山にある謎の洞窟の場所に関するまとめ
✅ 高尾山にある謎の洞窟の場所はどこ?
洞窟は二つあり、一つは「岩屋大師」で高尾山6号路(通称:琵琶滝コース)にある洞窟で、沢沿いを20分ほど歩いた先にあります。もう一つは「福徳弁財天洞(穴弁天)」で、薬王院の本社から裏手に回り、大本坊のさらに奥、木々に囲まれた静かな小道の先にあります。
✅ 洞窟が江ノ島まで続いているのは本当か?
「高尾山の洞窟が江ノ島まで続いている」という話は事実ではなく、あくまで“伝説”や“噂話”です。(ただ、もしかしたら大昔は繋がっていたのかも?!)
いかがだったでしょうか?
最後までお付き合い頂きまして、お付き合い頂きまして、ありがとうございました!!
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